《塾エッセイ》英語の単語集を修得しないまま東大に合格!

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勉強と右脳の関係についてのエッセイで述べたようなような考えを根底に、既にある教材を使用し、「右脳」を有効利用して成果をあげる方法があります。次にそれをご案内しましょう。

まず、「電子辞書よりも紙の辞書を使用しましょう」特に英語の辞書や法律の六法全書、あるいは税務通達集などは、学習のために使用するのであれば絶対に紙の書籍化されたものを使いましょう。
近頃はよく学生が電子辞書を使用しているのを見かけますが、私はあまり良い事と思えません。英語の辞書にしても六法全書にしても「何回も繰り返し引いているうちに頭に入った」という体験がある人はたくさんおられると思います。また英語の辞書については、調べたい英単語と同じページにある他の単語まで、自動的に「一覧」できますから、一つの単語を引くだけで「見開き一覧」の単語が右脳に働きかけるというメリットもあります。さらに調べたい単語を繰返し引いているうちに、それが辞書のどの辺りにあったかを記憶してしまいます。このように紙の辞書は開けると左右のページが一瞬にして視界に入ってきます。従って左右のページが「まとめて一つの場面」として右脳に写されるのです。さらにページの中にマーキングやチェックなどが入っていたら、そこを開ける度に。書き込みなどが一覧性をもって「右脳」に写されるのです。

私が司法試験を受験前、模擬試験では「司法試験用六法」というものしか使用が許可されていませんでした。この「司法試験用六法」とは論文試験の試験日に司法試験委員会が準備して受験生達の使用を許可するものと同一です。その頃の私は1週間に4回も模擬試験を受けていました。そのため「司法試験用六法」を調べまくり、結果「良く使用される条文は六法のどの辺りに位置しているのか」「左右のページのどちらに書いてあるか」「上の段か、下の段か」をほぼ全て記憶してしまいました。ついでにその周囲の条文もほとんど頭に入りました。

英単語いらないわけではないけれど、、、


また大学入試の際、私は英語の単語集を一回も最後まで読んでいません。(実は読み切れなかったのです)その頃『試験に出る英単語』(青春出版社)という本がバカ売れしていて大学入試を控えたほとんどの学生が持っていました。私も一冊購入して何度か挑戦したのですが、中身を全て修得しないまま途中で投げ出してしまったのです。

その代わりに英語の長文問題などで、分からない単語があっても最初は推測して読み、問題を解いてから分からなかった単語を必ず辞書をひいて調べ、何回も覚えているか確認作業をするという暗記の仕方をしました。つまり繰り返し辞書をひくことで英単語をしっかりと記憶に埋め込んだのです。こうして単語集を通し読みせずに勉強した英語ですが、それで困ることは全くなく、東京大学文㈵と早稲田大学政経学部に現役合格しました。つまり大学入試のときの私の単語力は、「辞書をひいた」だけで合格ラインに到達したと言ってもいいでしょう。これは遠回りのように見えますが、実際は人間の右脳に備わる「一覧性を把握する能力」を使用していたことになり、実はとても近道だったのです。

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