《塾エッセイ》視覚で記憶すれば忘れない?

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20年経過しても消失しない視覚的記憶

この右脳の「視覚的な把握力」を利用した2段階マーキング法は娘の中学入試の際も協力な味方となりました。我が娘だからできたことですが、私は大学入試や司法試験で上手くいった勉強の方法論が中学入試でも使えるかどうか、娘を使って試してしまったのです。(他所のお子さんであれば絶対に出来ない事ですが…)娘の中学入試は私たち家族が東京へ越してからスタートしました。

その頃、娘は小学4年生の3学期を迎えたばかりです。それまで理科と社会を全く勉強していなかったのに、すぐに四谷大塚の「組み分け試験」で理科と社会のテストを受けることになりました。他の子供達はすでに1年前から四谷大塚の『予習シリーズ 4年 上・下』で理科と社会をしっかり勉強しています。その中で理科と社会を全く勉強してこなかった娘が試験に挑戦するのは相当無理のある話でした。しかも1カ月足らずで。

そこで私は理科と社会の『予習シリーズ 4年 上・下』に「2段階マーキング法」で印をつけ娘には「色でマーキングしたところだけを繰返し読みなさい」と言いました。結果は娘は理科でも社会でも高い点数を採り、約30クラスある中の上位3クラスに入室することができました。

このように「2段階マーキング法」で参考書に手を加え視覚的なものにすると、そこそこ理解力があれば、参考書をぺらぺらめくりながら見ているだけで、右脳が機能し、大切な事柄を記憶してくれます。参考書でももしくは辞書や六法全書でも加工を施した参考書のページの全容が視覚的に脳裏に思い浮かべられるようになればもう大丈夫でしょう。私は今でも20年も前に手を加えた参考書のページの全容を視覚的なイメージとして蘇らせることがあります。

右脳を活発化させる3つの手段


このように右脳を利用した勉強には、左脳のみ使って勉強する場合では想像もできないような効き目があることは確実です(巷で褒めそやされているほど驚愕の効き目かどうかは私にはまだ分かりませんが)科学的な詳しい原因についてはこれから先さらに解き明かされていくのでしょうが、いずれにしても左右に性質の違う脳があるのですからどちらも利用する方が効率が上がることは言うまでもありません。

ここで辞書やテキストのマーキング意外に、日々の生活の中で「右脳」を活発化させる方法をお教えしたいと思います。私はそもそも脳科学者ではないので、これまで自分なりに試行錯誤して行ってきたやり方をご案内することになりますが、一つだけ自分で決めた「原則」があります。それは「右脳を活発化させるときは左脳は使わない」というものです。言語活動、論理的理解、推論など、「左脳」が活発化する動作を起こしているときに「右脳」を活発化させるべきではないのです。

次に私なりの(もちろん大元は請け売りですが)「右脳活発化法」をいくつかご案内します。日々の生活の中で容易にできますので、是非やってみてください。

絵画やデザインなどを何も考えず、ぼーっと眺める

3D写真(立体写真と呼ぶのでしょうか?眺めていると急に立体的に見えたり動いて見えたりする写真や絵です。視力アップするという効能で良く知られています)を眺めましょう。それもなるべく頭の中を空にして、です。しかしそういう私こそ、色々な物事につい「意味」を探してしまう質の人間ですので、気を付けなければ・・・。

瞑想CDを聴く

短時間でよいので、毎日少しずつでも、先に紹介した「瞑想CD」を聴くようにしましょう。脳の疲労が癒されますし、瞑想CDから聴こえる音楽の多くは、頭の中に視覚的な創造力を呼び覚まします。従って考えを視覚化する練習になります。

歌詞のない音楽を聴く

ジャズ、クラシック、もしくは洋楽でも歌詞の意味を考えることなく聞ける音楽であればご自分の好むものをどんどん聞けば良いと思います、これも私はリラックスして何も考えずボーっと聴くようにしています。

他にも「右脳活発化の方法」はいくらでもあるでしょう。「何も考えない=左脳を使わない方法」という目的から思いつくものであれば、あとはそれぞれのお好みで構わないでしょう。

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