自分で自分自身の限界を設定するな

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自分で自分自身の限界を設定するな

年齢と学習の成果は全く関係ない

記憶力について同様のことを少し書きましたが、過去には「20歳を超えたら脳細胞死
滅するため脳力は衰退の一途を辿る」と言われていました。

しかし、近年の研究によると「脳細胞が死滅しても、ニューロンと呼ばれる脳神経は年齢と関係なく増えるので、いくつになっても『脳力』はつく」と言われています。

イギリス、ロンドンのタクシードライバーが分かりやすいたとえです。ロンドンの道路は複雑に入り組んでいるのですが、そこを行き来するタクシードライバー達は職場経験が多いほどニューロンが増えることが証明されています。

「物忘れがひどくなった」と言う人が多くいますが、そう感じるのは年齢のせいではなく脳を使っていないせいだと私は考えています。

事実テレビばかり見ている人は脳が受け身状態になり、楽なことをすることにばかり慣れていきます。
そんな生活をしていると考えたり、覚えたりすることを怠るようになり、前頭葉が萎縮してしまうそうです。

毎日家に帰るとすぐにテレビをつけてそのまま数時間ずっとテレビ画面を眺めている人は注意が必要でしょう。
映像に音声付きのテレビという伝達手段は文字だけの本よりも優れていると言えます。
しかし人はいつも映像でばかりイメージを取得していると「脳の中で文字から想像を膨らます」ということを全くしなくなってしまいます。つまり脳を使っていないのです。

私ははっきりと言えます、きちんとした学習習慣を癖付ければ、学習の効果に年齢は全く関わりありません。塾に通う子たちは学習習慣が身についています。
それどころか年を取っている人は人生の中で得た経験値が高い文、年齢の若い学生よりも勉強の内容の理解が深く、資格試験においても早く合格する事例が多くあります。

一番の敵は「もう年をとっているから・・・」と諦めてしまうことです。そして「いい年をして・・・」という周りからの余計な一言。このように自分の可能性を閉ざしてしまうような考えや周りの干渉は全て振り払いましょう。

 
自分で自分自身の限界を設定するな

60代で事業を起こし、成功に導いたサンダース

ことに団塊の世代の人達にとって「定年したあとを実りある人生にするか、退屈なものにするか」はひとえにそれぞれの気持ちの問題だと思います。

またその子供の世代つまり「団塊ジュニア世代」のビジネスパーソンが転職したり、事業を起こす際、それが上手くいくかどうかも、常日頃の気の持ちようにかかっています。
つまりあきらめず、周りに人達の干渉に振り回されず、しっかりとした学習の方法を癖付ければ60代でも30代でも人生の栄光を手にすることができるということです。

ちなみにこの先、就職や転職をするときの「年齢制限」は撤廃されるだろうと私は予測しています。

どうしてかというと、若い人達よりも長きに渡り、脳を鍛錬してきた年をとっている人達の方が平均的に見ると知的労働における大きな成功が望めるからです。

野口悠紀雄先生が著書の中で「数学は一番安上がりな趣味だ」という意味の事を書いておられます。たしかに塾で勉強する子たちを見ると鉛筆と紙と問題さえあれば、数学は勉強ができていますよね。

経費をかけずあれこれ試してみた結果、問題が解ける嬉しさを味わうのは野口先生の仰るように良い趣味の一つと言えるかもしれません。

このように趣味として素学を楽しみ、しかも子供や塾生達に無償で教えることができれば心と体の老化の予防にとても良いでしょう。
もちろん能力も間違いなく上がりますし、自然治癒力も確実に高まります。

重要な事なのでもう一度言いますが、「もう50代だ」「もう60代だ」「勉強をスタートするには私の年齢ではもう遅い」などと愚痴ることは無意味です。
知的訓練はいくつでスタートしても若者と比較して不利な点は何もありません。
それどころかそれまでの経験値が強みにもなります。

学習することによってその先の人生における時間が意義あるものになり老化も予防できて楽しく年をとっていけるのならこれほど良いことはありません。
学習だけでなく、学習したことをいかして事業を始めることも、いくつになってもスタートできるのです。

カーネル・サンダースがケンタッキー・フライド・チキンの会社を設立したのは60歳代の頃。
現在の日本人で言うと定年後のことでした。世間は広いもので若年で不慮の事故で亡くなってしまう人もいれば、年をとってから大きな歩みを踏み始める人もいるのです。

一度キリの人生、どんな事を始めるにも遅すぎるということは絶対にありません。

前回の記事はコチラ→【潜在意識に想像したことを記憶させる

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