1冊の基本書に全ての事柄を集めよう

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1冊の基本書に全ての事柄を集めよう

初めは「少な目」「読み易い」本を選択しよう

どのような物事においてもそうですが、「勉強する学科の概要をざっと掴むこと」がその学科を攻める最初の一歩です。

例えば、資格試験でよく出題される「民法」において、試験別で多少は異なりますが、結果的には多くの教科書を読破しなければいけないケースがほとんどでしょう。

私が教える豊中の塾でも同じでした。

大学入試で言うと英語のグラマーや世界史などは相当量ありますし、学校によっては極めて詳しい知識をもっていないと答えられないような出題をするところもあります。

そのような分量の多い学科を勉強するときは、大切な点があります。

「ボリュームが少なく、そして読み易い入門書のたぐいを短い時間で目を通すこと」です。

ところが「ボリュームが少なく」そして「読み易い」入門書というのは、たくさんあるようで実際はそれほど存在しません。

それは本を書く側にとっては、量を減らすと「骨組み」だけになってしまい、読んでも内容が薄いものになってしまう。

かと言って読み易いものにしようとすると、具体的な例などをたくさん載せなければならず分量が多くなってしまう。

そのような窮地に陥ってしまうからです。

ですから「〇〇入門書」という分量の少ない本を購入してみてみると、全然分からなくなってしまって、

その学科が苦手になったり、試験を受けること自体を止めてしまったという人もたくさんおられることでしょう。

しかし「一部だけ分かりやすい入門書」であれば、必死に探せば意外にあるものです。

そのような本をいくつか使うことで「ある学科の概要をざっくり理解する」という行程は充分可能でしょう。

近頃では「出題傾向の高いところに重点をおいて、関心をひくような内容を載せ、大切でないところは軽くながす」

という読む側の立場になって作成された入門書が増加してきています。塾の子たちもそういう本を好むようです。

具体例を挙げると、予備校などが出版している入門書などには良く出来ているものがあります。

経済学や金融論のような難解な学科でもとても簡単に説明された本は多く販売されています。

また日本文芸社から多く出版されている「面白いほどよくわかる」シリーズにも、様々な学科において大変良い入門書があります。

そのような物の中から自分と相性が合うものを選択するとよいでしょう。

 
1冊の基本書に全ての事柄を集めよう

短い期間で繰り返し読んで、目から鱗を落とそう

このように量が多い学科を勉強する際には自分が読み易い「ボリュームの少ない分かりやすい入門書」を繰返し読むようにしましょう。

繰返し読むことが大切なのです。

ボリュームの少ない入門書を少なくとも3度、可能であれば5回くらい、7日以内をめどにして読んでみましょう。

理解できないところは抜かしてもかまいません。短い期間に3度も読めば、初め抜かしていた理解できなかったところも、大抵は分かるようになります。

そしてその学科の概要をうっすらとでも脳裏に焼き付けることができるのです。

私の教える塾生も何度も読ませています。
ともかく「ボリュームの少ない書籍を分からないところは抜かして何回も何回も回転させる。」

ことを一番に考えましょう。ただしこのケースにおいて「同一の入門書を何回も読む方法」と

「同じ難易度のいくつもの入門書を複数読む方法」の2つの方法があります。

どちらを選ぶかはその学科や個人の好みによりけりですが、入門書が多くある学科であれば、2つ目の方法、

つまりどんどん他の本を読み漁っていく方が有効だと言えるでしょう。

よほど優秀な入門書でないかぎり、1冊の書籍に全てを集約するのは難しいことです。

著者によっても得意な個所と苦手個所があるので、読む人にとっても分かりやすく書かれているところとあまり理解できないところがでてくるのは仕方がないのです。

ですから同一の学科でも初めに読んだ本では全く分からなかったことが、他の本を読んでみたら、まさに「目から鱗が落ちるように」あっという間に分かってしまうことがあるのです。

ですからボリュームの少ない入門書を、少なくとも3冊くらいは理解できないところを抜かしながらでかまわないので、いくつも読み進めるようにしましょう。

「読んでも分からないところが入門書にあれば、それは著者が良くない」というのが私が得た教訓です。

分からなくても全く気にしなくてかまいません。

このような初めの段階の「高速回転読書」が後々、大きな力となるのです。

前回の記事はコチラ→【人生の成功へは「知」を!

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