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自分の気持ちにご褒美を!

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自分の気持ちにご褒美を!

「ご褒美でつる」のは良くない事か?

この事は主に子供の受験の際によく問われます。私が教える豊中の塾でも、中学入試を控える受験生の保護者が塾の先生に「模擬試験の成績が上がったので子供にご褒美を与えてもよいのでしょうか?」と質問していることがあります。
この「ご褒美を与えるかどうか」はじつは塾生の子供だけの問題ではないのです。大人だって自分の勉強の成果がでたときにご褒美の有無を意識するとなんとか勉強の効率をあげようとするのです。

ここでまず「ご褒美否定論」の方の考えを分かりやすくまとめておきましょう。

「ご褒美をあげるということは勉強するのは『ご褒美をもらうため』ということになってしまう。しかし実は勉強というものはこれまで自分が知り得なかった物事を理解し、勉強の対象そのものに興味をもち、努力を行った結果入試に合格したり資格を取得することが重要なのだ。ご褒美をもらうために勉強するのでは勉強へのモチベーションが下がってしまう」私が何人かのご褒美反対論をもつ人から聞いたのはこのような考えです。要するに「ご褒美でやる気をおこすというのは動機が不純だし、効率が悪い」というのです。

しかし実際そうなのでしょうか?

もちろん子供に勉強を強いるために「次のテストで80点取れたらゲームを買ってあげるよ」というようにご褒美でつるのは、動機付けに問題があるように見えるかもしれません。

子供を甘やかしていると捉える人もいるでしょう。

 
自分の気持ちにご褒美を!

しかし私はご褒美自体は悪い事だとは考えていません。子供の勉強をさせるときも自分が勉強するときもご褒美はとても効果があり、かえって勉強の能率をはかどらせるものだと思います。どうしてかと言うとどれだけ興味深い学科の勉強をしていても、連日それを続けていると絶対に飽きてしまう日がくるからです。
読者のみなさんも、体験したことがおありだと思います。前からずっと「集中して勉強したい」と思っていた学科があり、やっとまとまった休暇が取れたのでその勉強をスタートしたところ段々と飽きてしまって途中で挫折してしまったという経験が・・・。こんな時、大抵の人は始めの2,3日は楽しんでやっていたけれど5日目くらいから段々飽きてきて「やりたいと思っていたのに、なんだか辛くなってきた」という風に感じるようです。

これは勉強だけ言えることではなく、人間の通常の心理なのでしょう。別にその人の意志が弱いわけではないのです。

大好きなスポーツ(テニスやゴルフ)にしても、毎日続けていればおそらくよほど好きな人やプロを目指すような人は別として1週間くらいたてばやめたくなるものでしょう。従って塾での勉強なりスポーツをずっと続けてやっていくためにはご褒美が要るというのが私の考え方です。

前回の記事はコチラ→【英語の「読み書き」を重点をおけばラク!

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