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私の塾では「勉強ができる子」が一日でわかる

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「勉強ができる子」は、一日でわかる

■「返事ができる」「あいさつができる」「椅子・靴を揃えられる」

一口に「勉強ができる子」といっても、さまざまな子がいます。
吹田で塾の講師をしていた人によれば、元気がいい子もいれば、おとなしい子もいます。自己主張がはっきりしている子もいれば、気持ちのやさしい子もいるのです。
千差万別ではありますが、勉強ができる子は、だいたいわかるものです。
塾の教育のプロでなくても、以下のことを知っていればわかるのです。
次のような特徴があるからです。

①返事ができる
②あいさつができる
③椅子・靴を揃えられる

そんなことがなんで勉強に関係するのだろうかと、意外に思われるかもしれません。「たったそれだけのことで、勉強ができる・できないがわかるのか」と、不思議に感じられることでしょう。

しかし、この三つのことができる子というのは、間違いなく優秀な子どもです。
学習意欲があり、集中力があり、責任感も強く、人間的にもたいへん豊かなものを持っているのです。

「勉強ができる子」は、一日でわかる

■教育の世界では五十年も前から指摘されてきた法則

具体的に考えてみると、この三つがどれほど重要かおわかりいただけると思います。これは、法則でもあるのです。

まず、「返事ができる」。

自分の名前を呼ばれたときに、「はい」と大きな声で返事ができるということです。一見、簡単なことのように思えますが、大きな声ではっきり返事ができる子は意外に少ないものです。また、教室ではできても、朝礼のときや賞状をいただくときは、なかなかできないものです。

「あいさつができる」

「おはようございます」「こんにちは」など、声を出して、礼をしてあいさつがで きるというのは、ものごとのけじめがはっきりついているということです。

「椅子・靴を揃えられる」

席を立つとき椅子を揃えられる。友人の家や店に行って靴を脱いであがるとき、自分の靴を揃えて置ける人は、人格の素晴らしい人と思って間違いはありません。

塾の現場など教育の世界では、もう五十年も前に、この重要性が注目されていました。
豊中で塾の講師をしていた人も、こう明言されています。

―躾とは三つのことを教えることである。
その三つとは、「返事」と「あいさつ」と「靴の始末」である―。

吹田の塾では、いまから二十年前に、一つだけ目標を決めました。

「席を立つとき、椅子を戻す」という日標です。

この吹田の塾は、そこそこに躾ができた子どもが集まります。「そんな塾で、なぜこんなつまらない日標を」と思われるかもしれません。

しかし、「椅子を戻す」という簡単なことができるようになるまで、いったいどのくらいの時間がかかったのか。
一年ちょっとかかったといいます。

躾がそこそこにできた子が集まる塾で取り組んで、しかもたった 一つに目標を絞っても、これだけかかるものなのです。
では、椅子を戻すことができるようになった子どもたちは、どう変わったのでしょうか。

この当時の吹田の塾の学力は、吹田でトップでした。「返事ができる、あいさつができる、椅子・靴を揃えられる子」というのは、素晴らしい子どもなのです。
たとえいまは目立った成績でなくとも、着実に伸びていく子どもなのです。吹田でトップの塾になったのも頷けます。

前回の記事はコチラ→【テレビなどの時間を持たない子ども

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