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生活体験が豊富な子は社会科ができる

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生活体験が豊富な子は社会科ができる

【社会編】

社会科が得意な子は、生活体験が豊富です。

社会科は、「社会事象」についての「見方、考え方」を深める勉強です。社会事象というと難しいものに思えますが、「お母さんはどんな仕事をしていますか」「八百屋さんは、売るためにどんな工夫をしていますか」というのも社会事象です。

ですから、社会事象に強ければ強いほど社会科ができるわけで、生活体験の有無が大きくものをいうのです。塾だけでは経験できないことですね。

たとえば、一枚の商店街の写真を子どもに見せて、「商店街の人たちが工夫していることには、どんなことがありますか?」とたずねるとします。

「大安売りをしている」など少ししか答えられない子と、「アーケードがあるから雨の日でも買い物しやすい」など、たくさんのことを次々に答える子がいます。また、「車が走っていないから、安全についても工夫している」など、写真に写っていないことまで観察できる子がいます。

たくさんの発見ができるか否かは、生活体験の違いなのです。

生活体験は、折に触れていろいろなことを体験させたり、日頃からお手伝いをさせるなどすればおのずと増えてきますが、これにもコツがあります。

たとえば買い物を頼むのでしたら、「○○を買ってきて」と頼むのではなく、「いちばん安いところで買ってきて」「○○店と○○店をまわって、○○君がおいしそうに見えるほうで買ってきて」など、課題を一つ与えるといいのです。子どもは張り切って出かけるはずです。また、その報告をニコニコと聞いてあげると、生きた社会科の勉強になるのです。豊中の塾でも話題となっています。

休日に家族でハイキングやサイクリングなどに出かけるのでしたら、地域の歴史を調べさせて、そこを巡るプランを子どもに立てさせるのもたいへんいいこと

低学年でしたら、川や道路など長いものについて学習するので、近所を流れている川に沿って歩いたり、「川がどこまで流れているか調べてみよう」「今日は河口まで行ってみよう」というようにサイクリングなさるのもお勧めです。

また、生活体験は、両親との会話の量にも大きく関係してきます。

食事中はテレビをつけず、会話の量を増やすようになさるといいでしょう。その日のニュースを話題にするのもたいへんいい方法です。

資料に強い子は、社会科が得意

 
生活体験が豊富な子は社会科ができる

グラフや表などの資料に強い子も社会科ができる子です。

お天気調べでも何でもいいのですが、自分で統計を取ったり、あるいは資料を基にそれをグラフにしたり、表をつくったりするのが好きな子なら、社会科は結構得意なはずです。塾の中でも結果が顕著でした。

グラフや表は算数の範囲ではないかと思われるかもしれませんが、実は社会科にも大きく関係しているのです。

低学年の社会科は、実際に「見たり、聞いたり」できることが内容です。

しかし、高学年になると、そうはいかなくなります。日本全体のことを学ぶことになります。そこでクローズアップされてくるのが、さまざまな資料なのです。

なんでもないように見えるグラフでも、「だんだん増えている」「だんだん減っている」「ずっと変わらない」「急に増えた」「急に減った」「増えたり減ったりしている」など、何らかの情報を示しています。
表やグラフから、とれだけ情報を把握できるかも、社会科の学習の大きな要素になってきます。豊中の塾では資料の見方を教えています。

ですから、資料が好きな子は社会科が得意です。資料を読むうちに、「なぜ増えているのか」「なぜ急に減ったのか」もだんだん考えるようになります。これが社会科の勉強なのです。

資料の読み取り方は、仕事の関係で父親が慣れている場合が多いものです。

①何について調べたものか

②何年度の調査か

③どこが調べたものか

④示されている数値はいくつか

などの資料の読み取り方を父親が子どもに教えてあげるといいでしょう。

資料が苦手な子に対しては、資料に触れる機会をつくったり、夏休みの自由研究などで統計を取る研究に挑戦させるのもたいへんいい方法です。

前回の記事はコチラ→【とっておきの秘誌で理科が好きになる

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