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【塾で身につける人間性】友達間での助け合いは”教え合い”

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友達間での「助け合い=教え合い」

面白い数学塾の貴重な授業

大学入試の際、私の一番の得意科目は数学でした。
それはその当時行っていた数学塾が非常に面白い授業をしてくれたおかげでもあったのです。

その数学塾には私を入れて5~6名の生徒がいました。塾に到着して部屋に入ると学習机の上に5問ほどの設問が書いた用紙が置かれています。
それを生徒達が解答するのですが生徒達が問題を解いている間、先生は室内に入って来ませんでした、もちろん私たちは知恵を出し合ってなんとか答を探そうとします。そのような具合に2時間くらい生徒同士でヒソヒソとやっていると最終的に先生が入って来て皆のノートをチェックしていきます。
先生が確認する点は、答えが合っているかどうかではなく、「解答に至る道筋がきちんと記入されているかどうか」でした。この先生の口癖は「問題が解けないという生徒が見たとしても、ちゃんと分かるようになる答案用紙に仕上げなさい」でした。そして答が合っていようが、間違っていようがそこまでの過程をざっと確認したらそれで終わり(!)だったのです。
その頃は「こんな授業を受けていて数学の成績が上がるのだろうか」と心配になったものですが、今から思えば、同じくらいの成績の子供達に2時間もひそひそ話をさせることこそが先生の思惑だったのでしょう。

友達同士でああでもないこうでもないと「助け合ったり」「自慢したり」「落ち込む」ことを何度もしているうちに私たちの数学の成績はみるみる上がっていったのです。
友達同士での「助け合い=教え合い」が大きな成果を作り出したという話です。

このように一緒に勉強する友人と協力し合って勉強を進める方が、ずっと無駄なく受験に合格したり点数が上げることにつながっていきます。ことに口頭で質問を出し合ったり、様々な知識の交換、手持ちのプリントを貸し借りするなど、些細な事に見える助け合いを続けることが最終的には大きな力となるのです。

 
友達間での「助け合い=教え合い」

ただし1点だけ気を付けなければならないことがあります。友達を装って人の邪魔をしようとする人間もいるということです。このような「友達のフリをするライバル」とコンビを組んでしまうと、共倒れとなってしまいます。
よく小学校受験や中学入試をする子供の保護者達が集まったところで、故意にでまかせの受験情報などを持ち掛け周りの人達を困惑させる困った人がいるという話を耳にします。そのような事になると、互いに妨害し合うという無意味な事のために現実にしなければならないことに使うべき時間と労力をいたずらに遣ってしまうこととなってしまいます。

「互いに協力し合えば合格し、邪魔をし合えば不合格となる」私が教える豊中の塾では常にこう言いますが、それには次のような経験があるからです。

前回の記事はコチラ→【勉強の自由貿易について

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