戦友は一生の友となる
私は田舎の名もない高校から東京大学に入ったので、東大の中ではいわゆる「戦友」と言える受験友達があまりいませんでした。
しかし司法試験を受験するときにともに頑張った友達は多くいます。
弁護士になってから一番信頼し、また私が病に倒れてしまうということがあった時に助けてくれたのはそんな「戦友」の1人でした。
私は彼に返し切れないほどの恩がありますが、もし反対の立場であっても私は彼を助けていたと思います。
司法研修所の卒業試験を一緒に乗り越えた実務修習の時の同期も、ある意味「戦友」と言えるでしょう。
現在でも何かあると相談し合ったり情報を交換し合ったりしています。
このように受験を通して出来上がった信頼関係は、先の人生の中で他に代えがたい宝物となります。豊中の塾でも見つかるといいのですが…
そういった点でも一緒に勉強した良い友人というは合格へと共に歩むエネルギーとなるだけでなく、一生の中でとても重要な人となるのです。
助け合うと全員合格し、足の引っ張り合いをすれば全員不合格となる
このように、勉強するには友達がいる方が、資格試験や入学試験に合格するためになることは確実です。塾の子たちをみていても思います。
しかしことに大人の場合、表面上は大人同士として関わり合いをもつのですから、それなりに礼を尽くさないと友達はどんどん遠ざかって行ってしまいます。簡単なことなのです。
「相手のことを考え、尊重し、絶対に無理に進めない」という最低限のルールさえ守れば良いのです。
仲間同士で飲みに行く時にも、先に帰りたいと言う人を強引に誘ったり、お酒を飲ませたりする行為は、「勉強仲間同士」にはしないようにしましょう。次の日の勉強に悪影響を及ぼしてしまったら大変です。
相手を怒らせてしまうこともあるかもしれません。そういった事を気遣って「お互いに勉強しているのだから・・・」と皆が自覚をもっていれば強いきずなで「助け合い仲間」が出来上がるはずです。
重要な点なので再度申し上げますが、「助け合うと全員合格し、足の引っ張り合いをすれば全員不合格となる」というのは私が中学入試についてのブログをはじめ、様々なところで必ず記載するようにしているルールです。塾でもそう教えています。
前回の記事はコチラ→【傷口の舐め合いに惑わされる】