潜在意識を利用すると勉強の効率は一気に上がる
「潜在意識」という文言を聴いたことがある人はたくさんいると思います。
これは成功の法則の大御所であるジョセフ・マーフィー博士が始めに発表した言葉で「自分が成功しているイメージを潜在意識に刷り込むとそれが実現する」とよく言われます。
しかし潜在意識の科学的解明はほとんどまったく進んでいないようです。
そんなこともあって本気にしている人はあまりいないかもしれません。そこでさらに詳しく説明しますと、潜在意識はかのフロイトが目を付けた「無意識」と類似したものと捉えてもよいと思います。
フロイトは人の心の在り様を自分で意識している「意識」と全く意識できない「無意識」に分類し、そのなかほどに何らかのきっかけがあると意識することができる「前意識」が存在するという仮説をたてました。
ユングもフロイトと若干の差異はありますが、「無意識」の存在を認めています。
ここでフロイトやユングの立てた考え方を説明はしませんし、私自身、精神分析の専門ではないので詳しくは書きませんが、「潜在意識」という文言が腑に落ちない方は「無意識」だと捉えれば簡単にお分かりいただけるのではないでしょうか。
例えて言うと、水面に現れる「氷山の一角」が自分で意識できる「意識」であり、「潜在意識」「無意識」は水の中にある巨大な氷の塊ということになります。「無意識」「潜在意識」とは自分が意識できない存在です。
それを利用することで勉強の能率は大きく上がると、塾の生徒達にも教えています。
潜在意識を使った勉強法とは?
などと言うと「そんな訳の分からない説明をされても困るじゃないか!」と立腹する方がおられるかもしれません。塾生の親も最初は納得されませんでした。
しかし「潜在意識」を勉強に用いるのは大変なことではありません。
必要なものは何もありませんし、時間もかかりません。そして私の経験上、非常に有効だったので是非私が教える吹田の塾生にお教えしたいと考えたのです。
また私がいつも考えていることなのですが、現代の人間は科学や医学の頂点にいるのではなく、あくまで「科学発達の進化のどこかの段階に存在しているにすぎない」と驕り高ぶらない気持ちでいるべきです。
つまり「気の力」や「潜在意識」など科学的にまだ解き明かされていないものを完全に否定してしまってはならないのです。
100年、200年後の人達からはるか昔に天動説を信じた人達と同じように思われるかもしれません。
そんな訳で「潜在意識」を使った学習の方法をいくつかご案内していきます。
前回の記事はコチラ→【勉強に年齢や実績は関係なし!】