学習したことを一旦頭で休ませる
色々な学習をしたり様々な発案を考えたりしていて、行き詰ってしまったときには潜在意識を活用する良い方法があります。
それは「学習したことを全部放っておいて一晩休ませてみる」ことです。私が教える豊中の塾でも一晩休ませることを重視しています。
例えば、数学の設問がどうしても分からないときや法律の学習をしていて理論的に分からないときは一旦その学科を放っておいて、他の学科の学習を始めましょう。
そしてまた元にもどってみてそれでも理解できないところは一旦置いておいてその日は触らないようにします。
するとこの問題は頭脳の中で一晩「休ませる」こととなります。
そうすると何かのきっかっけで夢の中に解答が出てきたり、お風呂に入っているときに「閃いたり」・・・ということがよくあるのです。
例えば私は弁護士として、民事裁判で相手方から準備書面が送付されてきた場合、容易に反論が可能であればただちに反論書を書き上げます。
しかしどのように反論をするか悩むケースもり、そのような時は、2度3度と準備書面を見直し、一回投げ出すようにしています。
するとお風呂に入っているときや、ベッドに入ってうたた寝しているときに急に、良い理論が閃くことがよくあるのです。
わからない問題にずっと悩み続けない。
またとても数学が得意な友達が学生の時にこのように話していました。
「数学問題をやっていて分からなくなったら一回、寝て『夢に考えてもらう』ことにしているんだ。
次の日にもう一度挑戦してみるとあっさり解けるということがよくあるんだ。」
このように、人間の脳は意識をしていない時も、提示された課題に向き合ってくれているのです。
これが「問題を頭で寝かせること」の効き目なのです。これは寝なくてはいけないということではありません。
塾の試験で難しい問題に取り組むときに、少しだけ考えてから先に別の問題を解き、もう一度難しいところをやってみたら解くことができたーという体験は塾生だけではなくたくさんの人がおもちでしょう。
また別の問題をやっている途中に他の問題の解答が閃くこともよくあります。私が教える吹田の塾でもそういう子がたくさんいます。
このような効き目が全て「潜在意識」によるものと決めつけることはできませんが、実際にこのようなケースが多くあるということは是非頭の中に留めておいてください。
前回の記事はコチラ→【潜在意識は成功するイメージをもとう】